父が人生最後に運転したクルマ
父が74歳で亡くなってもうすぐ丸四年になります。
60代後半、とある難病に罹り身体が不自由になりました。
実質、運転できたのは68歳くらいまででした。
父もクルマが好きな人で、、、
といっても私みたいに『競技』的なクルマや運転が好き
といったわけでは無く
特徴のあるカッコイイクルマが好きでした。
マイナーな大きなセダンのアメリカ車を乗り継いだこともあったし
三菱ジープに乗ってたこともありました。
私は予備校生で札幌に住んでいたのですが、
年末の帰省の時、駅までセルシオで迎えにきてくれました。
『え?買ったの?』的な事を言った記憶があります。
当時では珍しかったABSやTRC(トヨタで言うトラコン)
を雪道で効かせてくれて、
人生初めての電子制御を体感しました(笑)
タイプしてる途中で思い出したけど
私は今年、当時の父と同じ年齢です。
同じ社屋で、同じように経営してますが
ずいぶんと違う人生になってますね。
晩年の父と同居していたので
それこそ『最後にクルマを運転した姿』
は今でも覚えています。
車種はフォードのエクスプローラースポーツトラック
まだ、10年ほど前ですが今は当時のディーラーは無くなってます。
最近、トラックじゃ無くてこの時代の素のエクスプローラーが
良いなあ、と。
9年落ちで、100万ちょっとで買えるし
程度も良いのが多いんですよね〜
父が難病にならず、今生きていたら78歳。
このご時世、まだ運転してたかなあ。