46歳で若者に勝つ方法
自動車免許を取得して26年になります。
免許を取った次の年からジムカーナを3年間経験し、そのあと何もしない期間が長く、
40過ぎてからサーキットを年に2回くらい走っていました。ただのフリー走行ですけど。
土の上を全開で走ったのは去年の夏が初めてで、砂利が車体に当たる音と、クルマを横に向ける怖さと楽しさを味わいました。秋に出た公式戦は、同じクラスの全日本級の人に1分20秒くらいのコースで10秒負けてしまいました。
今年、出ようと思っているクラスで入賞圏内と5秒差。。。
とてつもない差です。
スポーツ走行の車の走らせ方の基本は一応わかっていたつもりでした。
そこそこはできるだろうと思っていたがそんなに甘くはなかった。とても悔しかったが、それ以上に日常では味わえないスピードと、スタート前の緊張感、クルマを操っている感覚、などなど楽しい気持ちの方が上回って、来年はもう少し頑張ろうと思いました。
自分より20歳も若い人たちに教えてもらったり、走らせ方について話し合ったりすることは新鮮で楽しいです。
楽しいのだけど、免許とって数年の若者に負けるのもなんともいえず悔しい(笑)
私の場合、経験が邪魔をすると言うか『これ以上は危ない』と思う領域が経験によって低くなってしまったらしい。自分の思う『これ以上は危ない』が実は全然正しくなくて、タイヤの9割くらいしか使えてないのだ。
余談ですが、一般公道で事故る人はこの『これ以上は危ない』がおかしくなっているのでご注意を。
じゃあ同時期に始めた勢のある若者にどうやって勝てばいいのか?
まず自分の若い時と46歳の今の自分は何が劣っていて何が優れているのか?を考えた。
今まで培ってきた運転技術や理論(基本的なハンドルの回しかたや、シフトアップダウンや荷重移動の理屈、タイヤの使い方など)は今の方が理解している。
反射神経や動体視力は落ちている。
『怖さ』を知った分『度胸』が無くなった。
総合的に考える能力は少しは上がっているはずだ、とか。。。
なんとなく見えてきた。
クルマにお金をかけるのはもっと後でいいと思っているので、まずスキルアップだね〜